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私はアトピー性皮膚炎を持っていて、たまにその症状が出てくる時があります。
通年悩まされるということではなく、季節の変わり目や夏の汗が出始める時にカサカサしたり、冬の乾燥する季節になると出てくるんですよね。
出てくる場所は、関節の曲げ伸ばしする所。
あまり目立たない場所ですが、腕は半袖を着ていると、赤く炎症してカサカサしているのが見えたりするので、やはり気になります。
そんなアトピー性皮膚炎の症状や対処方法などを、私の経験も交えて紹介します。
アトピー性皮膚炎の症状で大人と子供は違う?
アトピー性皮膚炎にも、人それぞれで軽症から重症まであり、大人や子供によっても症状が違ってきます。

その湿疹も、赤みがあったり、プツプツやジクジク、ゴツゴツしてたりします。
そして、意識的か無意識に掻きむしることで、さらに湿疹が酷くなり、皮膚もただれたような状態になって、カサブタができたりします。
また、湿疹ができやすい部位にも特徴があり、個人差がありますが、顔、耳や首回り、わきの下やひじの内・外側、ももの付け根、ひざの表・裏側などに多くみられます。

特に、乳児や幼児の場合は、顔や頭に湿疹ができ始め、それが次第に手足へと広がっていきます。
しかし、年齢が乳児や幼児以上の子供の場合だと、その湿疹が下半身まで進むことは少ないとお医者さんが言ってました。
アトピー性皮膚炎~適切な治療で早期に改善~
アトピー性皮膚炎の対処方法と私の対策
アトピ性皮膚炎はその症状によって対処法も変わってきます。
私の場合は軽症ですので、あまり病院のお世話になることもないんですよ。
一度だけ、顔がカサカサして、赤くなってきたことがあったので、過去に一度だけ病院に通ったことがあります。
その時、ステロイド外用薬(塗り薬)を処方してもらいました。
その時にお医者さんに教えてもらったのは、ステロイド外用薬も症状によって、強い順にストロンゲスト、ベリーストロング、ストロング、ミディアム(マイルド)、ウィークと5段階に分類されているそうです。
私はミディアムを使っていたように思います。
世間一般的に、ステロイドは全て体に悪いと思っている方が多いようですが、お医者さんからは、毎日使っても何も問題のないステロイドもあると教えてもらいました。
なので、毎日決められた量を一定期間だけ塗ることで、すぐに症状が改善したのを覚えています。

それと、アトピーはカサカサして肌が乾燥してしまっているので、保湿することも大切なのかなと思い、私は市販の保湿クリームやローションを塗って対策するようにしています。
ヒアルロン酸や水溶性コラーゲンが配合されているものが潤いを保つ力が強いと言われています。
私のような軽症であれば、これでも十分対策でき、カサカサや炎症を抑えることができています。
でも、人によって肌が弱い方は、市販のこういったクリームやローションを塗ることで、逆に肌が負けてしまうこともあるかもしれないので、お医者さんに相談してからにしましょう。
アトピー性皮膚炎のお風呂の入り方と温度
アトピ性皮膚炎と体の冷えは、免疫力との関係が深く、体温が下がると免疫力が低下してアトピーの症状が出てきたりします。
その一方で、体温が上がると体の免疫力も上がってアトピーの症状が軽くなる人も多くいるそうです。

それに、アトピーが軽症でも重症な方でも、共通して言えることがあるとすれば、肌(皮膚)を清潔に保つことが大切です。
アトピー性皮膚炎の炎症部分からは、黄色ブドウ球菌という最近が検出されるそうです。
この菌が引っかいてできた傷から侵入し、炎症する可能性があるので、お風呂に入ってシャワーでしっかりと洗い流すことが大切です。

体を洗う時でも皮膚が痒いのでゴシゴシとしっかりと洗いたいところですが、刺激を与えてしまうとさらに悪化してしまいます。
その際には、ボディーソープをしっかりと泡立てて、泡でそっと手のひらを使って洗うようにしています。
ボディーソープは、無添加のしゃぼん玉石けんのボディーソープを使っています。
お値段もそんなに高くないです。
そして、入浴後は水分が蒸発して乾いてしまうまでに、しっかりとローションで保湿をするようにしています。
カサカサすると、また痒くなってしまいますからね。
ちなみに、熱い温度でのお風呂やシャワー、長風呂などは、逆に肌を乾燥させてしまうので避けるようにしましょう。
まとめ
アトピー性皮膚炎は、元々の体質的なものがあるので、完治したと思っても完全に治ることはないのかなと私は思います。
だからこそ、日頃のケアをして、少しでも炎症を抑えるしかないと思っています。
スキンケア以外にも、かゆくならないように普段着る服もチクチクしないような素材を選ぶようにしています。
日頃からできるケアを心がけていくいことで全然違いますよ。