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宅配ボックスは、一軒一台割り振られておらず共有の場合、全て埋って利用できなくなってしまう事があります。
これは一部住民の宅配ボックスの荷物放置や独占によって起こる事もあるのです。
そんな理由で宅配ボックスを使いたいのに使えなくなってしまったら、とても迷惑です。
そもそも、届いた荷物を受け取らないまま入れっぱなしにしていたら、その荷物はどうなるのでしょうか? 保管期間は決められているのでしょうか?
それと、クール便が届いた場合にも他の荷物同様、宅配ボックスに入れておいてもらえるのでしょうか?
そんな疑問を解決していきたいと思います。
宅配ボックスへの入れっぱなし・放置は?保管期間は?
集合住宅で備え付けられているタイプの宅配ボックスでは、住居数分の宅配ボックスが割り振られていない事も多いです。
限られた台数の宅配ボックスを共有して使うため、入れっぱなし・放置の荷物があると、独占状態になってしまって満杯になってしまう…
そして、宅配ボックスを使いたくても使えなくなってしまう居住者が出てきてしまいます。
そんな入れっぱなし・放置問題は、どうなっているのでしょうか? 保管期間はあるのでしょうか。
その答えは、宅配ボックスや荷物に関しては管理会社やオーナーが管理していることが多いです。
ルールや保管期間は管理会社等によりマンションごとに決められている事が多いので、必ずこう! と断言できるものではありません。
よくあるパターンとしては、管理会社が管理の一環として宅配ボックスのメンテナンスやトラブル対応を請け負っている事が多いのです。
その延長で、保管期間が決められている場合は期限を超えても入れっぱなしの荷物を宅配ボックスから出して確認する場合があります。
居住者は共益費を払って宅配ボックスを利用する権利が与えられているため、他の住人の荷物放置の影響で支障があるとなると大問題です。
そんなトラブルを回避するため管理会社は気を付けて管理していかないと行けませんが、住民側がそれでも問題があると感じる場合は問題提起をしても良いかもしれません。
せっかく宅配ボックス付きの物件に住んで、共益費を払って利用する権限を持っているのですから、心無い住民の独占状態により迷惑を受け続ける必要はありません。
困った場合は、管理会社に相談しましょう。
宅配ボックスに保冷便は入れて貰える?問題点は?
宅配ボックスは、クール便で届いた保冷された荷物を入れて貰えるのでしょうか?
その答えは、No…の場合が多いです。
なぜかというと、一般的な宅配ボックスには保冷機能がないため、クール便の荷物に最適な温度を保つ事ができないからです。
それと冷たい荷物を入れると宅配ボックス内に結露が発生し、宅配ボックス自体を劣化させてしまうという問題点があるからです。
要冷凍・冷蔵でないものに関しては配達される可能性も0ではありませんが、基本的にナマモノ自体NGの事が多いです。
品質やボックスの劣化に繋がるため、クール便の配達物に関しては宅配ボックスへの投函ではなく、持ち帰りで再配達扱いになる事が多いと覚えておくと良いかと思います。
それでもどうしても宅配ボックスでクール便を受け取りたい!!
と言う場合は、まだほとんど普及していないものの「冷蔵宅配ボックス」タイプの宅配ボックスが導入されている物件もあります。
また、後付けタイプの宅配ボックス「荷もつ当番」(株式会社オーティン)のような、保冷材を入れて温度を維持するクーラーボックスタイプのものもあります。
どうしても保冷機能の付いた宅配ボックスを使いたい! という場合は、そのような宅配ボックスをご利用ください。
また、クール便以外にも入れて貰えない可能性の高い荷物がいくつかあります。
それは、貴重品と、環境にもよりますが大きすぎる物、重すぎる物などです。
とても便利な宅配ボックスですが、何でも入れて貰えるという訳でもないようです。
宅配ボックスのまとめと感想
以上のように、入れっ放しの荷物の扱い・保管期間を含めた宅配ボックスのルールについては、管理会社が管理している場合が多いです。
なので、他の住民による宅配ボックスの独占状態が続いてずっと使えない状態が続いている場合は、管理会社に相談してみてください。
より管理を強化してくれる可能性が高まります。
また、クール便については色々と問題点があり、宅配ボックスに入れて貰えず持ち帰り・再配達の対象となる場合が多いです。
すべての荷物が宅配ボックスに入れて貰えるという訳ではないようですね。

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