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電子レンジの背面には、緑色のアース線がありますよね。
このアース線って、接続する必要があるのか悩んでいる方も多いと思います。
確かにアースをつけなくても電子レンジは正常に動くので、つけなくても大丈夫だと思ってしまいますよね。
そこで今回は、電子レンジのアース線は必要なのか、本当につけなくても大丈夫なのか、取り付け方はどうするのか、などについて紹介していきましょう。
電子レンジのアース線は必要か?
洗濯機や乾燥機などの電化製品は、水気のある場所で使用するためアースを付けることが義務づけられています。
その一方で、電子レンジやテレビなどの電化製品は、水気のない場所で使用するためアースはつけなくても大丈夫だと電気屋さんが言っていました。
なぜなら、電子レンジやテレビなどの電化製品は漏電しても勝手に放電してくれるので感電する恐れはないのだとか。。。
しかし、本当に電子レンジのアース線は必要ないのでしょうか?
元々電子レンジのアース線の役割は、何らかの原因で万が一の故障で漏電した場合に、アース配線に電気を流し、人間が触れても感電しないようにするためです。

なので、万が一の事故を予防する上でも、電子レンジのアース線はつける必要があるのです。
電子レンジのアース線の取り付け方
電子レンジのアース線を取り付けるのは電気屋さんでなくても簡単にできます。
電子レンジにアース線を取り付ける手順




この金属の下に差し込むことが難しい場合などは、ネジに巻きつけても構いません。


なお、電子レンジにアース線を取り付ける場合は、感電防止のために必ずコンセントを抜いてから行ってください。

電子レンジ周辺にアースの取り付け口がない場合
電子レンジを置いている場所に、アース線の取り付け口の付いているコンセントがない場合は、プラグ型漏電遮断機(ビリビリガード)を使うと便利です。

50Hzと60Hzの両方に対応しているから、九州や関西地方、北海道や関西地方など周波数帯域が違うところでも使えますね。

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まとめ
最近の電子レンジで感電するような故障や事故などは、めったに聞いたことがありません。
そのため、アース線を壁のアース端子に接続しなくても問題なく動作はします。
しかし、万が一の漏電や安全を考えるのなら、アースは取り付けた方がいいと思いますよ。