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電子レンジってホント便利ですよね。
短い時間で調理できたり、下ごしらえもできたりします。
でも、うっかり加熱時間を間違ってしまったら、せっかくの材料もムダになってしまうことも。。。
そこで今回は、電子レンジの加熱時間の目安はどのくらいなのか、電子レンジで使える容器と使えない容器などについてご紹介しましょう。
電子レンジの加熱時間の目安はどのくらい?
電子レンジで加熱調理する場合、調理する食品の種類と重量によって加熱する時間が変わってきます。
電子レンジのメーカーや機種の違いによっても加熱時間に多少の差は出てきます。
しかし、一応の加熱時間の目安を知ってると、電子レンジでの加熱調理もずいぶんと使いやすくなりますよね。
そこで、電子レンジでの下ごしらえの時間や温め時間の目安をご紹介しましょう。
下ごしらえ時間の目安
● 鶏肉100g … 約2分30秒
● 葉野菜類(キャベツ、ほうれん草など)100g … 約1分30秒
● 根菜類(じゃがいも、かぼちゃ、ニンジンなど)100g … 約2分30秒
なお、魚の下ごしらえに電子レンジを使うのはおすすめしません。

冷凍した魚を解凍する程度に電子レンジを使うのなら構いませんが、下ごしらえまで火を通すのは止めておいた方が無難ですよ。
温め時間の目安
● みそ汁1杯 … 約1分30秒
● スープ1杯 … 約1分30秒
● 牛乳200cc … 約1分40秒
● カレー200g … 約2分30秒
● シチュー200g … 約2分30秒
● ハンバーグ1個 … 約50秒
● 日本酒1合 … 約50秒

最初から長めに設定してしまうと加熱しすぎて、せっかくの料理がダメになったり、食べられなくなってしまうこともあるので注意しましょう。
加熱時間の違うものを同時に温めるには?
電子レンジで加熱時間が違う食品を同時に温めたい時ってありますよね。
特に朝のお弁当作りなどでは、時間がないので少しでも早く作りたいですから、私も同時に二つの物を温めたりしています。
その場合、例えば1分で温まる物と2分で温まる物を同時に温める時は、足して3分にすると加熱し過ぎることが多いです。

電子レンジで使える容器と使えない容器
電子レンジで材料の下ごしらえや温めるをする場合、使える容器と使えない容器があります。

そのため、電子レンジに使える容器と使えない容器を、ここでしっかりと確認しておきましょう。
電子レンジに使える容器

耐熱性という表示がある容器であれば、ガラス製やプラスチック製、陶磁器であっても使うことができます。

そのため、耐熱容器には「耐熱性」という表示がしてあります。

牛乳やお酒を温める場合に短い時間なら使っても大丈夫です。


陶器や磁器でできたお皿やコップなどの容器は電子レンジで使えます。

また、原色の派手な絵柄のあるお皿などの容器は、その絵柄の部分が焦げたりするおそれがあるので使えません。

ホーロー製のマグカップなどの容器は、電波を通さないため使えません。

アルミ製のコップなどの容器も電波を通さないので使えません。

プラスチック製のコップなどの容器は耐熱表示があれば使えますが、そうでない場合は電子レンジに入れると変形したり溶けたりするので使えません。
なお、紙や竹製の容器は電子レンジで温める際に焦げたり燃えたりするので使えません。
このように、電子レンジには使える容器と使えない容器があります。
その容器の材質がよく分からない場合は、電子レンジでは使わないほうが無難です。
電子レンジのオーブン機能でアルミホイルは使える?
電子レンジにはオーブン機能が付いているものもありますよね。
電子レンジではアルミホイルは使えませんが、オーブンなら問題なくアルミホイルは使えます。

そのため、電波を通さないアルミホイルは当然使うことはできません。

したがって、電子レンジのオーブン機能でアルミホイルは使えるということです。
まとめ
今回は、電子レンジの加熱時間で、下ごしらえ時間と温め時間の目安はどのくらいなのか、電子レンジで使える容器と使えない容器などについてご紹介しました。
ぜひ、あなたの電子レンジを使った加熱調理の参考にしてくださいね。