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見た目はほっそりとしているのに、実は隠れ肥満という人っていますよね。
会社の20代の女性社員なんですが、全く太っているようには見えないんです。
でも、先日、会社の定期健診の際、コレステロール値や体脂肪率が基準値を大きく超えていて、本当にびっくり!
そこで今回は、隠れ肥満の基準や見つけ方、その原因や解消する方法、予防法などを紹介していきますね。
隠れ肥満の基準と見つけ方とは?
ダイエットなどで体重が減ったとしても、体脂肪が減っていなければ「痩せた」とは言えません。
隠れ肥満の基準は、見た目や体重の重さではなく、体脂肪率の高さなのです。

隠れ肥満の見つけ方としては、この体脂肪率を目安にしてください。
体重は維持できているものの、お腹が出てたりするなど少し体型がくずれてきて、体が重いように感じる時は、隠れ肥満の可能性がありますよ。

こちらの見つけ方は、お尻や太ももがたるんできたり、二の腕がたるんできたりすると、少し注意した方がいいです。
・もう一つが内臓脂肪型肥満と言われるもので、内臓にたまる脂肪のことです。
内臓脂肪の場合は、糖尿病や動脈硬化、高血圧といった生活習慣病の原因にもつながりますから、20代でも注意が必要です。
ただし、内臓脂肪だと見た目ではわかりにくいので、なかなか自分では見つけにくいですよね。
そんな場合は、BMI測定機能付きの体脂肪計があると便利ですよ。
隠れ肥満の原因は?
隠れ肥満の原因ですが、加齢と共に肥満になりやすいのは事実かもしれません。
でも、ただそれだけではなくて、他にも原因はあります。
運動不足も原因のひとつです。
それなのに、体重が増えていないということは、内臓に脂肪がたまっている可能性があるということです。
また、食事制限をするような無理なダイエットもよくないです。
そして、最近多いのがストレスが原因の隠れ肥満です。
しかし、それだけではなくて、ストレスは自律神経のバランスを崩し、脂肪をため込もうとするからなんです。
まさか、そんなことが原因で隠れ肥満になっているとは思いませんよね。
隠れ肥満の解消や予防法とは?
では最後に、隠れ肥満を解消する方法や予防法について紹介してきましょう。
先程、運動不足が原因のひとつという話をしましたよね。
なかなか日頃、運動する時間もあまり取れないかもしれませんが、できるだけ適度な運動を心がけましょう。

例えば、通勤の際に一駅歩いてみるとか、エスカレーターではなく階段を使うなど、少し意識を変えるだけで、だいぶ違ってきますよ。
また、脂肪を減らすための食事制限などの無理なダイエットは、反対に脂肪をためこむことになります。
食事は1日3食、栄養バランスを考えて食べるようにしましょう。
さらに、ストレスでの暴飲暴食は絶対にダメです。
日頃からストレスをためこまないためにも、何か発散方法を作っておくことをおすすめします。
まとめ
見た目から太っているのが良いとは言えませんが、隠れ肥満の方が実は危険なのだということがわかりましたよね。
体重は意識しても、体脂肪率まではさすがに毎日なんて意識はしませんしね。
隠れ肥満になっていても、いなくても、解消法や予防法として適度な運度を取り入れていくことをおすすめします。