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ペットで犬を飼っている方にとって、爪切りは大変ですよね。
うっかり切りすぎてしまうと出血しますし、嫌がったり暴れたりもしますからね。
動物病院とかトリミングサロンなどで犬の爪を切ってもらってもいいのですが、できれば愛犬のケアは自分でしたいものです。
そこで今回は、犬の爪切りのタイミングや、どれくらいの頻度でどこまで切るのがいいのか、暴れる時の切り方などについて紹介していきましょう。
犬の爪切りをするタイミングとは?
愛犬家の飼い主さんでも犬の爪切りは結構難しいケアのひとつです。
確かに、いつどのタイミングで切ったらいいのか分かりづらいですし、どこまで切っていいのか、どれくらいまで切るのがいいのか悩みますよね。
そこでまずは、どのタイミングで爪を切った方がいいのかを確認しましょう。
犬の爪切りをするタイミング

また、フローリングの床などを歩いている時に、爪が当たってカチャカチャ音がしているなら、そこが爪を切るタイミングです。
犬の爪切りの道具で便利なもの
犬の爪切りをする際に便利な道具としては、次の3つです。
この3つがそろっていれば、愛犬の爪切りも安心してできますよ。
どれくらいの頻度でどこまで切るのがいいのか?
犬の爪が伸びるスピードは、犬の種類や普段の運動量、歩くクセなどで違ってきます。
しかし、愛犬の爪切りをする頻度は、月に1回ぐらいで構いません。
目安としては、犬の爪先が地面につくようになったらぼちぼち切り時ですね。

まず、犬の爪には白い色の爪と、黒い色の爪の2種類があります。
爪の色は犬の毛の色で違っていて、白や薄い茶色など明るい毛の犬は白色の爪が多く、黒や濃い茶色の毛の犬は黒色の爪が多いようですね。
その白色と黒色の爪の色の違いで、それぞれ爪の切り方も違ってきます。
白い色の爪を切る方法
最初にその血管の手前までを爪切りで切り落とします。
次に、切った爪の角が丸くなるように、爪やすりで少しづつ削ってあげましょう。
黒い色の爪を切る方法
まず最初に爪の角を斜めに落としながら、少しずつ短くしていきます。
血管が通っていない部分の爪は乾燥した感じですが、血管に近い爪はしっとり感があって、爪の色も少し違います。
爪の血管の先は白い膜のようなものがあるので、少しづつ爪切りで切っていきながら白いものが見えたらそこで切るのをやめてください。
その次は、爪やすりで角を丸く削って仕上げましょう。

ちなみに、初めて犬の爪切りをする際は、結構血が出ることが多いです。
でも、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
犬の爪は人間と違って中に血管が通っているので、ちょっと切り過ぎただけで血が出ることは珍しいことではありません。
よく慣れたペットショップの店員さんやトリミングサロンでやってもらっても、たまに血が出ることもありますからね。
逆に飼い主さんが神経質になるあまり、愛犬の爪が伸びすぎてしまう方が問題です。

また、爪が伸びすぎると肉球に刺さってしまうこともあるので注意しましょう。
犬の爪切りで暴れる時はどうする?
愛犬の爪切りを何度もやって慣れているのなら問題ないでしょうけど、初めてやる場合とかだと、暴れたり嫌がったりしますよね。
これは、不安や恐怖心のあらわれなのです。

それをやってしまうと、犬にとって爪切りは怖い!という感情が消えなくなってしまうからです。
そのためには、犬が飼い主さんに足の肉球や爪をなどをさわられる事に対して慣れている状態にすることが大切です。
犬の爪切りで暴れないようにする方法




犬が肉球や爪にさわられることに慣れてくれば、不安や恐怖心もなくなって、安心だと理解してくれるようになります。
また、爪切りを見ても暴れたり嫌がったりすることも徐々になくなりますよ。
まとめ
犬の爪って、ちょっと切りすぎると出血するから、暴れたりして嫌がると、どうしようってテンパったりしまいますよね。
でも、足の爪は犬にとって敏感な場所なので、さわられるだけで嫌がるワンちゃんも多いです。
そのためには、普段から爪や肉球などを触り慣れておくなど、まずは愛犬の恐怖心を軽くしてあげることから始めてみましょう。
動物病院やペットショップ、トリミングサロンなどでも犬の爪切りはできますが、できればお家でやさしくケアできるようにあなたも頑張ってみませんか?