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お中元を送ろうと思っている相手が喪中だった!って事ありますよね。
その場合、お中元を贈るのはマナー違反になるのか迷うところだと思います。
それに、元々いつからいつまで贈るのが良いのか?
喪中でもお中元にのし紙は付けるのか?
など、そんな喪中の場合のお中元の疑問についてお答えします。
お中元は喪中でも送るのがマナー?
お中元を贈る相手の方が喪中であっても、送るのはマナー違反ではありません。
また、贈る品物を直接相手方に持参して渡すのが本来の礼儀なのですが、最近ではネットやデパートなどで購入して郵送するのが主流になっています。
もっとも、遠方の方へ直接持参するのは大変ですし、相手の方にも気をつかわせてしまいます。
贈る相手の方が喪中である場合でしたら、なおさらですよね。

なお、喪中を気にするあまり、お中元に御線香などの品物を送るというのは止めましょう。
御線香は仏前にお供えする供物ですから、相手の方への感謝の気持ち伝えるという意味合いとは違ってきます。
お中元は喪中の相手方に送っても大丈夫ですが、贈る品物に注意するのもマナーです。

お中元はいつからいつまでに送る?
一般的にお中元を贈る時期は、梅雨明けからお盆までの間に相手方に届くようにします。
具体的にいつからいつまでに送るのかと言うと、6月末~7月15日までが一般的です。


立秋(8月8日)を過ぎてたら、「残暑お見舞い」として贈りましょう。
なお、喪中でもお中元を送る時期は同じで構いません。

喪中のお中元にのし紙は必要?

この場合は、紅白の水引や熨斗のない白無地の「掛け紙」を使って贈ります。
ただし、喪中のお中元には略式の白短冊を使う方が一般的に多いですね。

このように、白短冊に「御中元」や「忌中御見舞」とだけ書きます。
また、水引そのものは、けがれのない品物を贈るという意味と、贈る人と相手との気持ちを結びとめるという意味合いで使います。
特に紅白の水引は、結婚などのお祝い事の慶事に使用します。

まとめ
このように、お中元は普段お世話になっている方に感謝の気持ちを贈るものですから、相手の方が喪中であっても送ることは構いません。
もちろん「お中元」だけでなく、「お歳暮」も同じ意味合いですから、喪中でも贈って差し支えはありませんよ。
ただし、紅白の水引や熨斗(のし)は避けて、白短冊で贈った方が喪中の場合は無難ですね。