妊娠中期の腹痛でズキズキ、チクチク…下痢や便秘は大丈夫?

本来なら、安定期である妊娠中期

ある日、急に腹痛が起きてズキズキ、チクチクした痛みを感じたことはありませんか?

私も心配性で、少しの痛みにドキドキしてしまう性格です。

妊娠中、おなかの中の様子や赤ちゃんを、いつも見ることができたらいいのにと毎日思っています。

同じような気持ちの妊婦さんも、いらっしゃるかもしれませんね。

特に初産の妊婦さんは、わからないことだらけで、腹痛=危険だと思いがちですが、そこまで心配しなくても大丈夫な場合もあります。

「とはいえ、この痛みは一体何が原因なの?」と思いますよね。

そこで今回は、妊娠中期の腹痛で感じるズキズキ、チクチクした痛みの原因と、下痢や便秘が腹痛の原因である場合の対処法をご紹介します。

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妊娠中期の腹痛でズキズキ、チクチクした痛みは問題ない?

 

妊娠中期の腹痛でズキズキ、チクチクといった痛みがあると心配になってしまいますね。

ですが、緊急性を要したり、深刻なものではない痛みがほとんどです。

 15週から27週にかけての期間を、妊娠中期と呼びますが、この時期はおなかにいる赤ちゃんが急激に成長し、子宮の大きさも急激に大きくなるのです。

大きくなる子宮に影響を受けるのが、円靱帯という靱帯です。

円靱帯は足の付け根や恥骨を通っている靱帯で、妊娠が経過し、子宮が大きくなると急激に伸びるものです。

「足の付け根が引っ張られるような痛み」や「子宮の前の方に感じる痛み」といった症状が出ます。

痛みを感じる部分は、左右どちらかか、交互に感じることが多いようですね。

 また、妊娠中期の腹痛でズキズキ、チクチクした痛み以外にも、キューッとした痛みがある場合は、前駆陣痛ということも考えられます。

この時期に起きる前駆陣痛は、出産に向けての予行練習であり、規則的に痛む陣痛とは違い、不規則な痛みです。

腹痛があっても、痛みが長時間続いたり、出血がなければ、慌てる必要はありません

しかし、どうしても気になる場合や様子が違うと感じたら、主治医に相談するようにしてください。

妊娠中期に腹痛が起き、ズキズキ、チクチクといった痛みがあるときは、大体が心配のいらないものなので、あまり落ち込んだりせずに前向きになってくださいね。

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妊娠中期の腹痛は下痢や便秘が原因?その対処法は?

 

妊娠中期の腹痛は、下痢や便秘が原因の場合があります。

 この時期に子宮が急激に大きくなることで影響を受けるのは、腸も同じです。

圧迫された腸は動きが鈍くなってしまい、便秘になる元となります。

さらに便秘症状の後、下痢になってしまうこともよくあります。

 

私も元々腸が強い方ではないというのもあってか、このタイプでした。

やわらかい便なら心配はいりませんが、水のような下痢が続く場合は、脱水症状を引き起こすこともありますので、早めに受診してくださいね。

 

では、妊娠中期の腹痛が下痢や便秘の場合、どのような対処法が適切なのでしょうか?

腹痛があるときに、冷たい飲み物を飲む人はあまりいないかもしれませんが、暑い時期ですと冷房で体が冷える場合があります。

体が冷えてしまうと、下痢の原因となりますので、腹巻や靴下を着用する、一枚羽織れるものを用意するといった対処が適切です。

 便秘に関しては、やはり食物繊維を摂ったり、乳酸菌を摂ることです。

温かい飲み物を飲むことも、腸の働きを助けてくれます。

白湯や生姜湯など、体を温めて便秘解消を目指しましょう。

妊娠中期の腹痛は、下痢や便秘が原因の場合もありますが、腹痛は子宮の収縮を引き起こすこともありますので、おなかに負担がかからない体制になって休むことも必要です。

 

まとめ

妊娠中期は、下痢や便秘などが腹痛の原因となることもあります。

ですが、たいていは妊娠が順調に進んでいて、赤ちゃんが大きくなっているために現れる腹痛であることがほとんどです。

不安になりすぎて、ストレスを感じてしまうと良くありませんので、心配でいたたまれなくなったら、一人で悩まずに病院で相談してください。

妊娠中に何もトラブルや心配がなく過ごす妊婦さんの方が、少ないと思います。

あなただけではなく、たくさんの妊婦さんたちがいろいろ悩んで、妊娠生活を送っています。

大切な赤ちゃんは、ママの心配をよそに、すくすく大きくなってくれていますよ!

一緒にがんばりましょうね!

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