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辛いものを食べ過ぎると痔になるって言いますよね。
でも、普段から辛いもの多く食べている韓国やタイなどの人には、実は痔の人が日本と比べて少ないそうです。
ただし、辛いものと痔との関係は個人差があって、ちょっと食べただけで痔になる人もいれば、大量に食べても大丈夫な人もいます。
しかし、痔の痛みは、なった人にしかわかりません。
そこで今回は、痔の痛みを和らげる4つの方法と痔を予防する食べ物、痔に効く体操などについてご紹介します。
痔の痛みを和らげる4つの方法
痔と言っても色々あります。
痔の種類は、いぼ痔や切れ痔、痔ろう、脱肛があり、それぞれ痛みや出血量が違います。
しかし、トイレで排便する時の痛みがキツいのは、どの痔も一緒です。
そんな痔の痛みを和らげる方法が4つあります。

食事の時には、十分な水分補給と脂肪や食物繊維を多く含む食べ物を摂るようにしてください。
そうすると、便がやわらかくなるので排便の時の痛みが和らげます。

排便する際は、できるだけ3分以内に短くする方が痔の痛みは和らぎます。
また、普段から適度な運動をして胃腸の働きを良くし、排便時間が短くて済むようにしましょう。

排便した後に痛くて、トイレットペーパーできれいに拭き取れない場合は、ウォシュレットでしっかり洗浄して乾燥させた方が痔の痛みは和らぎます。
また、お風呂に入ると血行が良くなるし、肛門も清潔になって痔の痛みを和らげることができます。

アルコールを飲むと血行が良くなるので痔に良いと勘違いしている方も多いようです。
しかし、アルコールは痔の腫れを悪化させてしまいます。
そのため、アルコールは飲まない方が痔には効果的です。
痔の原因と予防する食べ物とは?
痔の原因は、肛門のうっ血 です。
肛門がうっ血する要因となるのは、便秘や刺激物の取り過ぎ、タバコ、コーヒーなどの飲み過ぎだと言われています。
特に便秘が痔の一番の大敵です。

つまり、痔を予防するには、便秘にならないようにすることが大切なんです。
痔を予防する食べ物




これらの食べ物を毎日摂っていると便秘になりにくいので、結果的に痔を予防することになります。

痔に効く体操とは?
昔から痔は職業病と言われ、タクシーの運転手に多い病気でした。

ちなみに、タクシーの運転手の3人に1人は、痔を患っていると言われています。
そんな痔に効く体操があります。
お尻をキュッと力を入れて肛門をすぼませるようにすると、痔が段々と中に引っ込んでいきます。

ちなみに、痔の薬よりも、このお尻に負担のかからない骨盤座椅子の方が効果があったという口コミも多いので、一度試してみても良いかも知れませんね。

まとめ
痔の薬として一般的なのは、座薬とシップ薬です。
座薬は肛門から入れる薬で、使う時には必ず排便した後に入れるように注意してください。
なぜなら、まだ肛門近くの腸の中に便が残っていると、便と混じって座薬の効果が半減するからです。
痔にシップ薬を使う場合、血行を良くするために温シップを使うようにしましょう。
特に寒い冬などは、痔の痛みが激しくなる季節です。
できるだけ毎日お風呂に入って肛門を清潔にするとともに、血行が良くなるように温めると痛みも和らげることができますよ。