寿司屋でのマナーとカウンター席に座る時は時計を外すのが正しいの?

先日、会社の上司に寿司屋へ連れて行ってもらいました。

寿司屋と言っても、回転寿司ではなく、ちゃんとした昔ながらのお寿司屋さんです。

そんなところへは滅多に行く機会がありませんので、どうしたらいいの緊張して、上司に寿司屋でのマナーについて色々教えてもらいました。

そこで今回は、寿司屋でのマナーとカウンター席に座った場合は時計を外すのが正しいのか、などについてご紹介します。

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寿司屋でのマナーでカウンター席に座った場合はどうする?

普段は回転寿司にしか行きませんので、昔ながらのお寿司屋さんのカウンター席というのは敷居が高いイメージ。

でも、社会人としては、恥はかきたくはありませんよね。

そこで、昔ながらのお寿司屋さんでのマナーについて、上司に教わったことです。

 

  まずは、寿司の食べ方について。

寿司は手で食べるのか?それとも、お箸で食べるのか?

ちょっと高級なお寿司屋さんだと手で食べるようなイメージですが、特に決まりはありません

お店によって、手で味わうようにすすめているところもありますが、そのお店の流儀に従うのが良さそうですね。

 

高級なお寿司屋さんは鮮度が命ですから、ネタとシャリの絶妙なバランスと調和を大事にしています。

なので、出てきたら、一貫を一口で食べるのが作法と言われています。

一口で食べるのが辛い場合などは、例えば、先に「シャリ小さめで」とお願いしておくといいでしょう。

 

  また、醤油のつけ方ですが、

・ネタをはがして醤油につけ、それをまたシャリに戻して食べる。

・ネタではなく、シャリを醤油につける

これはマナー違反ですので、しないように気をつけましょう。

手でもお箸でも、ネタを醤油につけてから食べましょう

  ネタを少し傾けてから、ネタとシャリを挟むようにして持ち、ネタに少し醤油をつけるときれいに食べることができます。

 

  では、軍艦巻きの場合の醤油の付け方はどうしたらいいでしょう。

その場合は、ガリを刷毛の代わりに使います。

ガリに醤油をつけて、ネタに塗るようにしましょう。

 

  お寿司食べる順番は、味の薄いものから濃いものへ。

「寿司を食う時は白身に始まって味の濃いネタで終わる」なんていう言葉が昔からあります。

また、「白身、赤み、こってり、巻きもの」の順だとも言われています。

  ただし、現在ではそれに従いつつ、自分の食べたいように食べてもマナー違反にはならないので安心してください。

ちなみに、すし通の方が注文する締めは、なんと!かんぴょう巻だそうですよ。

 

  そして、寿司屋での滞在時間ですが、

長居するのはNG、つまり、マナー違反です

 

  お酒を飲まないのなら、1時間~1時間半が目安で、お酒を飲むのなら1時間半~2時間が大体の目安です。

寿司屋のカウンター席にいつまでも居座るのは、あまり格好良いものではありません。

 

  最後に、お寿司屋さんで使う用語がありますが、本当にその用語の使い方があっているのかわかりませんよね。

例えば、おあいそは「お勘定」、あがりは「(最後の)お茶」とか。

「おあいそお願い」、「あがりお願い」なんてお客様が言っている場合がありますが、この使い方は、実は間違いなんです

これは、お店側の立場として使う言葉なのです。

「おあいそ」なんていうのは、「おあいそをくれてやれ」という意味があるので、お客の立場でそれを言ってしまうと、あまり感じは良くないですよね。

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寿司屋のマナーでは時計を外すのが正しいのか?

また、寿司屋のカウンター席に座る時に、注意しないといけないことがあります。

ちょっと高級なお寿司屋さんのカウンターには、ひのき材の木目が綺麗なカウンターを使っているお店が多いです。

ひのき材のカウンターは表面が柔らかくなっており、尖ったものや固いもの等が擦れると、傷が付いてしまう可能性があります。

 

  なので、ブレスレットや時計のバンドが擦れて、傷を付けてしまわないように、予め外してから席につくのがエチケットなのです。

そうすると、板前さんも「お客さん、わかってるね~」って、思うそうですよ。

つまり、寿司屋でカウンターに座る場合は、腕時計は外すのが正しいということです。

 

まとめ

社会人になると、ちょっと高級なお寿司屋さんへ行く機会もあるかもしれません。

その時、一緒に行く相手や場所、状況などにもよるかもしれませんが、せっかくの機会ですから、美味しく頂くということが一番大切です。

でも、その中でやってはいけないマナー違反などに気をつけて、たのしく頂くようにしましょう。

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