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11月の下旬頃から12月の初めぐらいになると、友達や知人から「喪中はがき」が届くこともあるでしょう。
親しい人や近しい人であれば、既に不幸があったことを知っているかもしれませんが、中には、喪中はがきで初めて不幸を知る場合もあると思います。
喪中はがきを頂いたら、返信はどうするか、正しいマナーをご存知でしょうか。
返信はするべきなのか、しないべきなのか自信をもって答えられるでしょうか。
そこで今回は、喪中はがきが届いたひとのために、返信のマナーや文例、友達へのお悔やみの言葉などについて紹介していきます。
喪中はがきの返信マナーと文例は?友達にはどう書く?
喪中はがきが届いたら、みなさんならどうするでしょうか。
返信はするのか、しないのか、正しいマナーはどちらなのでしょうか。
また、喪中はがきの返信について文例があれば知りたいと思う方も多いと思います。
そこで、友達から喪中はがきが届いた場合の返信マナーと、喪中はがきの返信用の文例についてまとめていきます。
まず、喪中はがきの返信マナーについてですが、返信するのも正解、しないのも正解です。

ですから、それに対して、あえて返信しなければいけないことはないのです。

その場合は、相手が気落ちしていないか、友達の不幸に気持ちを寄せてお見舞いをするため、返信をしたほうがいいでしょう。
最後に文例を2つ紹介しますので、気落ちしている友達を励ましてあげてください。
最初の文例は、すぐに返信をする場合です。
少しも存じませず、お悔やみを申し上げられませんでしたこと、お許しください
遅ればせながら、改めてお悔やみ申し上げますとともに、
〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
どうぞお身体を大切に、新しい年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます
もう一つは、年明けに「寒中見舞い」として返信する場合の文例です。
ご服喪中のこととて、年始のご挨拶は遠慮させていただきます
平素ご無沙汰をいたしておりますばかりに、
〇〇様のご不幸を少しも存じませず、大変驚いております
謹んでご冥福をお祈り申し上げます
時節柄、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます
喪中はがきの返信で、お悔やみの手紙は必要?
喪中はがきが友人から届いたら、みなさんはどうしているでしょうか。
そのままにしている人、返信をしている人など、さまざまいることでしょうが、お悔やみの手紙は必要なのか、まとめていきます。
喪中はがきが届いたら、選択肢としては3つあるかと思います。



実はどの選択肢もすべて間違いではなく、正解なのです。
ですから、喪中はがきの返信について、お悔やみの手紙は必要なのか、答えはどちでもいいのです。
ですが、仲の良い友人であれば、友人の身内の不幸を初めて喪中はがきで知ったとすれば、友達としてはやはり心配になるものだと思います。
「喪中見舞い」、「寒中見舞い」を返信し、気落ちしている友人を気遣うことが大切です。

大事なのは形ではなく気持ちです。
気落ちしている友人の気持ちに寄り添い、励ましてあげてこその友達です。
喪中はがきの返信について、お悔やみの手紙は必ずしも必要ではありませんが、不幸を初めて喪中はがきで知ったとすれば、気落ちしている友達を何らかの形で励ましてあげたいですね。
大事なのはあくまで気持ちですので、親しい友人であれば、「喪中見舞い」でも「寒中見舞い」でも、電話やメールであっても形にはそれほどこだわる必要はないでしょう。
まとめ
喪中はがきの返信マナーについては、返信をするもしないも、どちらでも正解です。
返信をするのであれば、年内に「喪中見舞い」として送るか、正月明けに「寒中見舞い」として送るかになります。
よかったら文例を参考にしてみてください。
また、仲の良い友達から喪中はがきが届いたとき、初めて不幸を知ったのであれば、友達にお悔やみの言葉を伝えましょう。
そして、気落ちしている友達の気持ちに寄り添い、励ましてあげましょう。
その場合は「喪中見舞い」でも「寒中見舞い」でもいいですし、電話やメールでも構わないと思います。
大切な友達からの喪中はがき、失礼のないようにできたらいいですね。