手足口病の子供の症状と潜伏期間、感染予防や原因、大人にもうつる?

手足口病が九州の各県で4月頃から流行しているみたいですが、自分の子供は感染してないのか、お母さんとしては心配ですよね。

もしも子供が感染してたら、自分にも移るのか不安だったりします。

そんな手足口病の症状や潜伏期間、感染を予防する方法、大人にもうつるのか?などを心配されているお母さんの疑問にお答えします。

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手足口病の子供の症状と潜伏期間

手足口病とは夏風邪の一種で、夏から秋にかけて流行するウイルス性の感染症のことを言います。

一般的に4歳~5歳以下の子供や乳幼児、赤ちゃんの発症が多い病気です。

  子供の手足口病の症状

口の中や手足に水ぶくれ(水泡)などの発疹、発熱、口内炎などが主な症状です。

また、口の中や手足だけでなく、お尻などにも水ぶくれ(水泡)が出たりする場合もありますが、口の中以外は痛みやかゆみ等はありません。

水ぶくれ(水泡)などの発疹は、大体3日~7日ぐらいで自然に治ります。

発熱もそれほど高くなく、ほとんどは1日で下がりますが、まれに高熱が出ることもあります。

ただし、抵抗力や免疫力が低下している場合は、心筋炎や脳炎、無菌性髄膜炎などを併発することもあるので注意が必要です。

 

  手足口病の潜伏期間

大体4日~6日ぐらいで、それ以降は排便と共にウイルスは体外へ排出されます。

 

  手足口病の感染経路

手足口病に感染している他の子供との接触や、つばなどの飛沫、排便などによって移ります。

また、一度感染しても複数のウイルスが原因のため、何度でも感染したりする場合もあります。

 

手足口病 生後9ヶ月の赤ちゃん

 

手足口病の感染予防と原因

手足口病の感染予防は?

外出したら手洗いやうがいを帰宅後すぐに必ず行うことが重要です。

また、感染している他の子供との接触を避けることも大切です。

 

  手足口病の原因

手足口病の原因は、コクサッキーウイルスA-16やA-10、エンテロウイルス71などの複数のウイルスに感染することで発症します。

 

なお、この病気の原因となるウイルスに感染した場合、体の中のウイルスを抑える効果的な薬や治療法は現在もありません。

治療法としては、発熱などの症状を抑える解熱鎮痛薬などを状態に応じて投与したり、脱水症を起こさないようにするぐらいです。

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子供が手足口病に感染した場合、発熱や発疹が出てても元気でしたら、自宅で寝かせて安静にし、しばらく様子を見る感じでいいそうです。

なお、口の中の痛みで食べたり飲んだりするのを嫌がるようなら、柔らかい食べ物や牛乳などの飲み物にしてください。

  ただし、水分も摂れない状態や高熱、嘔吐が出るようなら、必ず病院の小児科で受診することをおすすめします

 

手足口病は大人にもうつる?

手足口病は5歳以下の乳幼児が多く発症する病気で、これまでの感染報告でも約90%以上の子供がこのウイルスに感染しています。

しかし、手足口病は大人にも移ります!

最近では大人が感染する事例も徐々に増加してきています。

 

大人が感染する原因は、ストレスが溜まって疲れていたり、他の病気などで免疫力が低下している場合に移りやすいと言われています。

さらに、大人がこの病気に感染すると、子供よりも症状が重いことが多いので注意が必要です。

 

例えば、自分の子供が手足口病に感染していて、自宅などでオムツ交換する際に、便に付いたウイルスに接触するとか、

子供の吐しゃ物を掃除する時に、そこに含まれるウイルスに接触する場合などが考えられます。

  なので、そんな場合は直ぐに石鹸でよく手を洗って、うがいをすることを心がけてください。

まとめ

手足口病に感染しても、地域によっては保育園や幼稚園、小学校などの登園や登校を停止していない所もありますよね。

お母さんとしては、自分の子供が手足口病を発症している他の子供と接触することほど怖いことはありません。

なので、他の子供からウイルスをもらわないためにも、帰宅してからの手洗いやうがいは絶対にやるように言ってくださいね。

てもについて特に定められてはいません。医師の指示に従ってください。4~5週間、便中にウイルスが排泄(はいせつ)されるため、感染をひろめないようをしてください。

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