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北海道木古内町の寒中みそぎフェスティバルといえば、冬の寒い中、ふんどし姿で水を浴びるというのが有名です。
きっと、テレビのニュースなんかでご覧になられたことがある方もいらっしゃるでしょう。
あんなに寒い日に何でそんなことをしているのか?と疑問に思われる方もおられるかもしれませんよね。
そこで今回は、寒中みそぎフェスティバルとみそぎ祭りの開催期間、見どころや混雑状況、アクセス方法と周辺の宿泊施設などについて紹介していきましょう。
寒中みそぎフェスティバルの開催期間は?
寒中みそぎフェスティバルの開催期間は、2017年1月13日(金)~15日(日)の3日間です。
ただし、その前に木古内町の みそぎ祭り があります。
みそぎ祭りの開催期間は、2017年1月13日(金)~15日(日)の3日間です。
みそぎ祭りとは、天保2年(1831年)から続く伝統のある神事です。
行修者と呼ばれる4人の若者が、白装束をまとい1月13日から佐女川神社にこもります。
そこで、何度も冷水をかぶり鍛錬(水ごり)をくり返します。

そして、寒中みそぎフェスティバルが14日の夜から始まります。
寒中みそぎフェスティバルの会場は、佐女川神社、みそぎ浜、みそぎ広場ですよ。
寒中みそぎ祭りの様子
Hokkaido Kikonai Kanchu-Misogi Festival
寒中みそぎフェスティバルの見どころと混雑状況は?
寒中みそぎフェスティバルの見所を紹介していきましょう。

そして、17時30分からは開会式が行われますが、見どころは17時45分からの みそぎ行列 です。
みそぎ広場から佐女川神社まで歩いていくのですが、かがり火に照らされている雰囲気がまた幻想的なんですよ。
ここは見どころとして是非おさえておきたいところです。
佐女川神社の境内では、お神酒や温かい飲み物が振舞われ、冷たくなった体を温めてくれますよ。
また、みそぎ太鼓やみそぎ囃子も見ることができ、その後、行修者たちの 水ごり が行われます。
1月15日の朝10時からは、みそぎ広場にて物産フェアが開催されます。
こうこう汁、みそぎ鍋、だんご汁、はこだて和牛といった地元の味を楽しむことができて、じゃんけん大会や抽選会などのイベントも行われます。

見るからに寒くて、冷たそうですが、行修者たちの気合から熱気が伝わってきますよ。
ここが寒中みそぎフェスティバルの最大の見どころですね。
寒中みそぎフェスティバルの混雑状況ですが、14日の夜からと15日は一日中賑わいます。
みそぎ祭りを含めても3日間だけのお祭りですから、周辺の道路も多少の混雑はあるので注意してくださいね。
寒中みそぎフェスティバルへのアクセス方法は?
寒中みそぎフェスティバルへの分かりやすいアクセス方法を紹介しましょう。
電車で行く場合
会場までは歩いて約5分ぐらいで到着できます。
函館からJR江差線で普通列車なら約1時間、特急なら約40分ですよ。
車で行く場合
会場までは約1時間ぐらい走ります。
佐女川神社へのアクセス地図

300台駐車することができますし、駐車料金は無料ですよ。
寒中みそぎフェスティバル周辺の宿泊施設は?
寒中みそぎフェスティバルやみそぎ祭りへ行くなら、どこへ泊まればいいのか分からないですよね。
でも、木古内町にもいくつか宿泊施設がありますので、紹介しますね。
・ホテル吉沢(TEL:01392-2-2828)
・ビュウ温泉 のとや(TEL:01392-2-4055)
・寿旅館(TEL:01392-2-2342)
・民宿 原林(TEL:01392-2-2508)
・民宿 きたかい(TEL:01392-2-5800)
・亀川霊泉 枕木山荘(TEL:01392-2-5867)
ただし、いずれも大きな宿泊施設ではありませんので、年末になると満室になっている場合があります。
その時は、少し遠いですが函館駅周辺でホテルを探す方がいいですよ。
まとめ
寒中みそぎフェスティバルは、寒い季節の中、こちらの身が引き締まるような儀式です。
行修者たちの勇ましいふんどし姿には圧倒されるものがあります。
14日から行って一泊し、15日の朝から楽しむというプランが一番おすすめです。
ただし、木古内町にはそれほど大きな宿泊施設がありませんので、早めから予約をしておくか、函館駅周辺で宿泊するかなどを検討してみてください。
行かれる場合は何よりも、冬の北海道という寒い所でのお祭りですので、寒さ対策だけは忘れずにしっかりとしていくことを強くおすすめします。
北海道の冬を舐めてはいけませんよ。