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私は、渡辺直美さんやゆりやんさんなど、ちょっと体格がぽっちゃりした女性のお笑い芸人さんが好きです。
そんな私に友人から、「なぜ肥満なのに、糖尿病になる人とならない人がいるの?」という質問を受けました。
確かに、言われてみればなぜなんだろう、と思いますよね。
例えば、糖尿病だと公表されている安田大サーカスのヒロさんは、見るからに肥満体型なので、糖尿病といわれても納得できます。
でも、同じ大柄で肥満体型の渡辺直美さんは、糖尿病ではないそうです。
そこで今回は、なぜ同じような肥満体型で、糖尿病になる人とならない人の違いは何なのか、糖尿病の原因となる過食をコントロールする方法などについてご紹介します。
糖尿病になる人とならない人の違いとは?
そもそも糖尿病とは、インスリンの作用不足によって引き起こされる、糖代謝異常を主とする代謝異常の病気のことです。

インスリンの分泌が低下すると、血糖値が上昇してインスリン抵抗性が上昇します。
また、インスリンの抵抗性とは、肝臓や筋肉、脂肪細胞に対してインスリンの感受性が低下し、インスリンが効きにくくなった状態をいいます。
2型糖尿病になると、血糖値を他の臓器で消費することができず、体に糖が溜まった状態になります。
これらのことから、安田大サーカスのヒロさんは、糖尿病になりやすい人だと言えます。
一方の渡辺直美さんは、きれいなぽっちゃり体型を維持するため、運動も欠かさず行っているので糖分が消費されて、糖尿病になりにくい人なのです。
つまり、糖尿病になる人とならない人の違いは、血糖値を消費する代謝異常が起こっているか、いないかの違いだと言えます。

ただし、逆に痩せていても運動不足だったり不規則な生活習慣がある人は、糖尿病になります。
痩せていても糖尿病になるとは不思議なことですが、気を付けたいですね。
糖尿病の原因となる過食を抑える方法
私も最近は、外が寒いので中々ランニングに出ることができず、食事の管理がメインとなっています。
食事でも、「腹8分目」と「よく噛むこと」を意識して行うようにしています。

また、お腹が空いていると固形の食べ物に意識が向きがちなのですが、意外と水分不足という可能性もあります。
そのため、お腹が空いている時に水分を取ると、お腹が落ち着くということも多くあるのです。
そこで、このお腹を満たしたいときにお勧めなのが「緑茶」です。
緑茶を飲むと、血糖値が緩やかに下がっていき、満腹感が持続するようになるため、食欲を抑えることができます。

なぜなら、人工甘味料にはセロトニンという脳内物質を分泌させないようにする働きがあるからです。
セロトニンは、満腹感や満足感を感じるために必要な脳内物質です。

もちろん、糖尿病の原因となる暴飲暴食を止める、ストレスを溜め込まない、不規則な生活習慣を改めることなども重要ですよ。