目次
私は夏休みの宿題で、一番嫌いで苦手だったのが、読書感想文でした。
毎年、夏休み最後の日の夜に苦労しながら仕上げていたのを思い出します。
中学2年生の姪っ子も、毎年、読書感想文の書き方の構成や一行目の書き始め、最後のまとめ方などについて悩んでいるようです。
そこで、自分と同じような辛い思いをしてもらいたくないので、ちょっと助けてあげることにしました。
中学生の読書感想文の書き方で構成はどうする?

だらだらとあらすじを書いてしまいがちですが、自分の言いたいことを簡潔にまとめていくようにしていきましょう。
・どうしてその本を読もうと思ったのか?
・どんな内容の本なのか?
次に、
・内容の中で、どこが一番良かったと感じたのか?
「私はこの本を読んで、『○○…』という表現が好きでした。
なぜかと言うと、○○○…と感じたからです。」
上記のような文章につなげてみてはいかがでしょう。
最後は、
・その本を読んで自分はどう思ったのか?
このように、自分が言いたい意見や結論に持って行くという構成にすると、頭の中が整理しやすくなって書きやすいですよ。
中学生の読書感想文の書き方の構成として、私の一例をあげてみました。

あくまでも読んだ人の感想ですので、自分の思うように自由に書けばいいのです。
読書感想文の書き方で書き始めは?
読書感想文を書く際のポイントとしては・・・
本を読んでいる時に気になったことや興味を引いたこと、また、疑問に感じたことなどをその都度、簡単にノートにまとめておくと後々便利ですよ。
読書感想文の書き方で、まず大事なのが書き始めです。
最初に、読む人の心をつかむような書き始めをしてみましょう。
・感動して、涙が止まりませんでした。
・すごく衝撃を受けました。
・思わず言葉を失いました。
・心を打たれました。
など、本を読んでどう思ったのか、自分の心の動きを書いてみましょう。

それは、何に対してそうなったのか、どの場面でそう感じたのかなど、自分の心の動きに沿っていくと言葉も出てきやすいですよね。
読書感想文の書き方でまとめ方は?
読書感想文の書き方では、最後の締めくくりもまた大事です。
そんな最後のまとめ方のポイントは・・・
結論として、自分の感想をまとめるだけでもOKなんですが、ちょっと一工夫してみることで全然変わってきますよ。
・本の中の時代、または、社会と今の自分の状況と比べみる。
・本の主人公の人物像と自分を比べてみる。
そのようなことを比べてみて、読んだ本の中から自分が勉強になったことや、本が自分に与えた影響をなどを書いてみましょう。
そして、最後はこれからの自分の目標や生き方を書くと、すごく説得力のある感想文に仕上がると思いますよ。
まとめ
読書感想文を書く前には、まず、気になったことや興味を持ったことをその都度メモしていってみてください。
書き方は人それぞれ自由ですし、特にルールはありませんが、ある程度の構成を組み立てておくと、すごく書きやすくなりますよ。
中学生の夏休みも結構宿題が多いので大変だと思います。
だけど、読書感想文などは時間がかかるので、少しだけ余裕を持って、早めにとりかかってみてくださいね。