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友人が急に虫垂炎になり、先日、病院へお見舞いに行ってきました。
虫垂炎というと、ちょっと聞きなれず、昔は盲腸炎と呼んでいましたよね。
今では手術というよりも、薬で散らすことが多いようです。
そんな虫垂炎は、急にお腹が痛くなって起こるというイメージですが、前兆や前触れのようなものがあるのでしょうか。
虫垂炎には前兆や前触れがあるの?
お腹が急に痛くなると、もしかして虫垂炎かも、なんて今まで思ったことはありませんか?
そして、その痛みがだんだんと右脇腹へ移動し、座っていられなくなるって友人が言ってました。
それ以外に、下痢や嘔吐、37度前後の微熱が出ることもあるそうです。
そんな虫垂炎には、前触れや前兆があるのか気になるところですよね。
でも、虫垂炎には前兆はありません。
急に激しい痛みが襲ってきますので、避けようがないです。

虫垂炎が悪化すると腹膜炎を起こしてしまう可能性があり、そうなると死に至る危険性もあるので、激しい痛みを感じたら早めに病院に行くようにしましょう。
虫垂炎を薬で散らす期間はどのくらい?
虫垂炎の治療法は、薬で散らすという言葉をよく聞きます。
昔とは違って、今は薬物療法を取ることが多くなっているようですね。
でも、薬で散らしていいのは初期段階で、虫垂炎が早期に発見された場合だけなんです。
しかも、副作用が出る可能性もあるので、薬で散らしてはいけない場合もあります。
また、すでに虫垂の炎症がひどくなってて、虫垂が破裂しているような場合には、薬で散らすことでは解決できず、手術しかありません。
薬で散らす期間は、大体5日~1週間ぐらいです。
その後は入院して、点滴での抗生物質を投与することになります。
虫垂炎を散らすと再発する?
虫垂炎が再発した場合、何度でも薬で散らせるものなのか?と友人も疑問に思ったそうです。
お医者さんの話では、何度でも散らせるけど、再発した場合は、やはり手術の対象になることが多いそうですよ。
つまり、虫垂炎を薬で散らすと、再発する可能性もあるということなんです。
また、若い方ほど特に再発率が高くなると言われています。
虫垂炎を薬で散らした多くの方が、やはり再発し、また薬で散らして…と、2回、3回くり返していることが多いそうです。
ということは、薬で散らす治療よりも、本当は手術で切除してもらった方が、完治するための近道かも知れませんね。
でも、手術と言うと身体への負担も考えてしまいますし、薬で散らすことで治るならと考えますよね。
友人も手術するという選択肢もあったのですが、まずは、薬で散らす方法を選んだと言っていました。
お医者さんの話では、大体の方が最初はそうされるそうですよ。
まとめ
虫垂炎は軽い病気ではありますが、下痢とは違ってお腹に激しい痛みを感じた時は、危険信号と思った方が良さそうです。
それに、放っておくとさらに炎症が激しくなり、腹膜炎になってしまう可能性があるというのは怖いですね。
もしも、友人がまた再発した場合は、今度は手術をすすめたいと思います。