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ニュースでもよくエボラ出血熱についての話題があがりましたね。
どんどん広がり、世界的に深刻な問題です。
昨年は日本でもエボラ出血熱に感染している疑いのある日本人がでるなど心配しましたが、何事もなくて良かったです。
そんなエボラ出血熱とはどんな症状で感染してしまう原因や感染経路、予防法などについて理解しておきましょう。
エボラ出血熱の症状と原因は何なの?
エボラ出血熱とはどういう病気なのか?
どういう症状で、一体何が原因なのか知らない方もたくさんいらっしゃると思います。
エボラ出血熱は、エボラウィルスによる急性熱性疾患で、ウイルス性出血熱の疾患です。
血液と体液を通じて人から人への感染が広がるのが大きな特徴です。
西アフリカを中心に感染が拡大し、致命率が高い恐ろしいウィルスです。
症状としては、急な発熱、脱力感や筋肉痛、頭痛、喉の痛みから始まります。

その後、嘔吐や下痢、発疹などがあり、肝機能や腎機能に異常をきたします。
さらに症状が悪化すると、出血症状へと。
潜伏期間は、2日、最長で3週間と言われています。
エボラ出血熱の感染者数の最新データは?
エボラ出血熱の感染者数は、約18,000人、死者が約6,300人に上ります。
(2014年12月時点の世界保健機関(WHO)による最新データです。)

ついつい、目や口や鼻を触ってしまいますが、触らないように気をつけなければいけません。
と言われても、無意識に手が行ってします。
外に出ると、ウイルスが付着しているものに自分が触れている可能性も高いですので、除菌ハンドソープで手を洗うのは必須です。
また、アルコール60%以上含むハンドジェルなんかも携帯するなど。
海外旅行へも行きたいところですが、流行してる地域は避けた方が良さそうですね。
感染している動物を触ると感染してしまうこともありますので、特に動物の死体などに近づくことも危険ですので注意しましょう。
エボラ出血熱の感染経路、空気感染や飛沫感染する?
感染経路は、ウイルスに感染している人や動物の血液や唾液、排泄物などの体液に直接触れることにより感染するそうです。
感染力は大変強いですが、現時点では空気感染や飛沫感染の心配はありません。
でも、例えば、感染している人や動物の近くにいて、唾液や排泄物が飛散する可能性はありますよね。
直接、自分が触れなかったとしても、飛散したウイルスが皮膚から体内に入り込むこともあります。
ウイルスが傷口や粘膜から侵入し、感染することがあるので気をつけましょう。
まとめ
もし、自分が感染していたとしても、自分でその症状がよくわかっていなければ、そのまま放置してしまいます。
急激な高熱が出たら、風邪かもしれませんが、私ならすぐに病院へ行った方がいいと思いました。
でなければ、知らずに自分がウイルスを撒き散らしてしまう可能性があります。
これがどんどん広がっていく原因なんでしょうね。
感染したら、自分で止めなければどんどん広がる一方、西アフリカではそういう現状なのかもしれません。
まだ明確な治療法がないという恐ろしいウイルス。
いつ日本にも入ってくるかわかりませんし、そんなことを考えると不安になります。
しかし、感染した人の体液や血液に触れさえしなければ感染する心配はありません。