浸水や洪水、冠水の違いは何?家に住めない時はどうする?

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最近は局地的にふる激しい雨、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれるものが頻繁に発生しては私たちの生活に被害を及ぼします。

多いところでは1時間に100ミリメートルを超す大雨が降ったりもしますし、降れば降るほど私たちの生活は脅かされてしまいます。

そんな時によく耳にする言葉が浸水や洪水ですが、違いは正しく理解されていますでしょうか。

また、冠水という言葉もよく耳にされると思いますが、違いについてみていきたいと思います。

そして、浸水によって家に住めない時はどうするのか?ということについてもまとめていきますので、いざという時の参考にしてもらえればと思います。

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浸水と洪水の違い、冠水との違いは何?

 

早速ですが、一つずつ言葉の意味を押さえていきたいと思います。

まず浸水ですが、一言で言ってしまうと「水が浸かる」ということです。

これに対し洪水は一言で表現すると「河川の氾濫」ということになります。

そしてそれが起きる原因として雪解け水や大雨などが考えられます。

以上の点から違いは明白ですので説明をするほどでもないかもしれませんが、一応説明をすると洪水が原因で起こりうるのが浸水と言えます。

では次に、冠水との違いです。

浸水と洪水の違いは簡単でしたが、冠水との違いについては少し難しくなるので、頑張ってついてきてください。

まずは冠水の意味ですが、これも一言で言えば「水につかる」ということになります。

これだけの説明では、きっと浸水と洪水の違いは分かったけれども、冠水と浸水は一緒なのだろうかと思う人が続出だと思いますので、もう少し詳しく冠水との違いをまとめていきます。

簡単に言ってしまうと、つかるものの違いで使い分ける必要がある言葉ということになります。

 そもそも冠水は、田んぼや畑、作物などにもともと使われていた表現で、最近はそれに合わせて道路などがつかるときにも使われるようになりました。

 一方の浸水はと言うと、みなさんがイメージされている通りで、住宅や駐車場、車などがつかった場合のことを言います。

同じ意味を持つ言葉でもつかる場所によって単語を使い分けるというのは、いかにも日本らしいですよね。

ですが、実際この言葉を使わなくならなくてはいけなくなると、私たちの生活は激変してしまう可能性もあるので、出来ることなら使わずに暮らしていきたいものです。

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浸水で家に住めないときはどうする?

 

 あってはほしくないことですが、浸水で家に住めないときは、自治体などが用意してくれる仮設住宅のような場所で生活をするか、親戚の家などに一時的に身を寄せるしか方法はないと思います。

そして、浸水で家に住めない間にどうするかというと、ボランティアの方などにも手伝ってもらいながら、もう一度住めるように後処理をしていくしかありません。

まずは汚れた水や泥を排出する作業が必要になりますが、においもひどいので、マスクや手袋・長靴が必ず必要になります。

最近ではボランティアのかたも非常に熱心に協力をしてくれるので、困ったときはお互い様、ここは素直に甘えるようにしましょう。

 また、一度浸水がおきてしまうと、使い物にならなくなるものが非常に多く、それらを処分しない限りは家に住めない状態は続きます。

たとえば畳なんかも、処分をしなければどうすることも出来ませんし、コンセントなんかもつかってしまったらアウトです。

また、見た目は綺麗に片付いたとしても、必ず消毒をしないことには、雑菌が発生していますので、最悪の場合には感染症に陥ってしまいます。

いざという時のために、水害に対応している火災保険に加入をしておくことも大切です。

 その場合は、自治体から見舞金などが支給される場合もありますので、そういうものを駆使しながら乗り切っていくしかありません。

予防策とすれば、万が一床上浸水の可能性を感じたら、なるべく浸からない場所に物を避難させておく、段ボールやごみ袋などを駆使して自家製の土嚢のようなものを作るなどといったことも有効だと思います。

 

まとめ

浸水と洪水の違いは簡単ですが、冠水の違いはつかるものによって区別が必要だということを覚えておいてくださいね。

また浸水で家に住めない場合はどうするか、これは非常に悩ましい問題ですが、住めるようになるまでは一時的に親戚宅に身を寄せるか、避難所の仮設住宅のようなところでの生活になってしまいます。

復旧するまでは時間もかかってしまいますので、なるべく浸からないよう予防することも大切ですし、いざという時のために水害に備えた火災保険に加入しておくことも重要だと思います。

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