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20歳になったばかりの会社の同僚が、最近になって親知らずが左右両方とも生えてきたって聞きました。
でも、親知らずの片方(右下)だけが痛いと悩んでいるそうなんです。
親知らずは奥の方に生えますし、歯磨きをしてもなかなか歯ブラシが届かないこともあるので、虫歯になりやすいですよね。
私も虫歯になって、結局4本中3本は抜いてしまいました。
そこで今回は、親知らずは抜くべきなのか抜かない方がいいのか、抜くなら左右両方なのか片方なのか、親知らずを抜くタイミングなどについて紹介していきます。
親知らずは抜くべきか抜かない方がいいのか?
結論から言えば、親知らずは抜いたほうがいいです。
親知らずは早ければ15歳ぐらいから生えてきて、大体20歳ぐらいには生えそろいます。
親知らずは一番奥に生えるので、磨きにくいというのが一番の問題です。

また、親知らずが生えると歯列のスペースが狭くなりますので、歯並びも多少乱れ、前歯のかみ合わせにも影響してきます。
さらに女性の場合、気をつけないといけないのが、妊娠から出産後にかけてです。

妊娠中は抗生物質や麻酔に制限があるため、どんなに親知らずが痛んでも抜歯することができません。
なので、親知らずは抜いた方がいいです。

ただし、親知らずは奥歯を抜歯した場合のスペアとして移植ができるため、痛みや虫歯がないのなら、そのまま置いておくというのもひとつの方法ですよ。
親知らずの抜歯例
親知らずを抜くなら左右両方か片方でいいのか?
親知らずを抜くなら左右両方抜いたらいいのか、または、片方だけでいいのか気になるところですよね。
仕事で忙しい時なんか、歯医者へ行く時間がなかなか取ることができず、一気に抜いてほしいと思われる方もいらっしゃると思います。
親知らずを左右両方とも同時に抜くことは可能です。
ただし、同側の上下、または、両側の上の親知らずという組み合わせに限ります。

両側の下を抜いてしまうと、最悪は食事を取ることさえ困難になりかねません。
また、親知らずは1本抜いただけでも、負担が大きくて、その後がつらいです。
なので、私は左右両方とも同時に抜くよりも、まずは片方だけ抜くことをおすすめします。
私も親知らずを抜いた後は、歯茎が陥没していて、食事もすごく取りにくかったです。
当分の間は抜いていない側の片方だけで食事をしていました。
時間があるなら、片方ずつ抜く方がいいですよ。
親知らずを抜くタイミングとは?
親知らずを抜くタイミングは、痛みだしてからとか、虫歯になってからではなく、生えたらすぐに抜くほうがいいです。

30~40代になると、親知らずもしっかりと根付いてしまいますので、抜歯に時間もかかり、抜くのが難しくなります。
私も30代の時に抜きましたが、すごく時間がかかったのを覚えています。
虫歯になってからでいいと思っていたのですが、本当は生えてきた時に、なるべく早く抜いておくべきだったと後悔しています。
ちなみに、早い方が抜歯した後の傷や骨の回復も早いと、歯科のお医者さんが言ってました。
なので、生えたらすぐに抜くというのがベストタイミングですね。
特に女性の場合は、妊娠前に抜くのがベストタイミングです。
親知らずを抜いた後は、腫れたり、痛みがあったり、歯茎が炎症することもあります。
なので、できるだけ体調の良い時に抜くことをおすすめします。
例えば、金曜日の夜などに抜歯すると土日も休めますので安心ですよね。
ただし、季節の変わり目や真夏などの体調が崩れやすい時期などに親知らずを抜くのは避けましょう。
まとめ
親知らずは、そのまま置いていても虫歯になりやすいので、抜いた方がいいです。
また、親知らずを抜くタイミングは、虫歯になったり、痛くなってからではなく、生えてきたら直ぐ抜く方がいいですよ。
特に、女性の場合は妊娠前に抜いておく方が良いでしょうね。
一度に左右、上下複数の親知らずを抜くこともできますが、私は片方ずつ抜くことをおすすめします。