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会社の同僚が、どうもインフルエンザにかかったようです。
体がだるくて熱もあるようなんですが、なぜか出社してきたのです。
同じ職場の周りにいる人間としては、ちょっとはた迷惑な話ですよね。
インフルエンザの可能性があるなら、一刻も早く病院で診察を受け、仕事も休んでほしい、というのが正直な気持ちです。
そこで今回は、インフルエンザの潜伏期間や、潜伏期間中はうつるかうつらないか、その対処法などについて、紹介していきましょう。
インフルエンザの潜伏期間ってどれくらい?
潜伏期間という言葉をよく聞きますが、これってどの期間のことをいうのかご存知ですか?
感染し、ウイルスが体内に侵入してから、症状が出るまでの期間のことです。
インフルエンザの潜伏期間は、感染してから1~3日 ぐらいだと一般的に言われています。ウイルス感染症の疾患は、潜伏期間が1週間~10日間ぐらいのものが多いですが、インフルエンザの潜伏期間はそれに比べると短いのが特徴的です。
ウイルスが体の中で増殖するスピードが関係しているようですね。
インフルエンザの主な感染経路は、接触感染 と 飛沫感染です。
特に外出時に触った部分(電車やバスなどの吊り革や手すり、スーパーでの買い物カゴやカートの持ち手、エスカレーターの手すり、支払い時に受け取ったお札や小銭)など、至るところにインフルエンザウイルスは付着しています。
つまり、自宅や会社、電車の中など、どこの空間にいたとしても、感染してしまう可能性があるということです。
インフルエンザの主な症状としては、38度以上の高熱、頭痛、悪寒、関節痛などですが、療養期間は約1週間程度は必要です。
たとえ症状が落ち着いてきたとしても、自分が感染源になる可能性がありますので、外出は控えることをおすすめします。
会社の同僚も、無理に出社したりしないで、自宅で1週間は療養してほしいものです。
インフルエンザの潜伏期間中はうつるかうつらないか?
インフルエンザの潜伏期間中にうつるかうつらないかという心配についてですが、
発症する前の潜伏期間中だったとしても、インフルエンザは強い感染能力を持っていますので、うつる可能性があります。
また、潜伏期間中には症状は出ませんから、感染していることに自分では気づかないのですよね。
それが怖いのです。
潜伏期間中にインフルエンザに感染しているということに、気づいていない人がほとんどではないでしょうか。
ということは、潜伏期間中に自分も周りの人にうつしてしまっている、なんてことが十分に考えられるんですよ。
つまり、自分がその後に発症しなかったとしても、感染源になっている可能性があるということです。
知らない間に、自分がウイルスをばらまいてしまっていると思うと、怖いですね。
インフルエンザの潜伏期間中の対処法は?
では、インフルエンザの潜伏期間中の対処法について考えていきましょう。
対処法として大切なことは、次の4つです。
2.マスクの着用
3.感染経路を断つ
4.免疫力を高める
外出した際は、手洗いとうがいを徹底することが重要です。
ある耳鼻科医師によるアンケート調査では、風邪をひく一番の原因は、「鼻の中に指を入れる」だったそうです。
小さい子供は指でよく鼻をほじったりしますよね。
そんな時に鼻の粘膜にウィルスが付着すると、すぐにインフルエンザに感染してしまうのだとか。
また、人間は毎日の生活の中で、なんと1日1000回も無意識に顔を触っているそうです。自分の手に付着しているウィルスや細菌が、その顔を触ったタイミングで、口や鼻の穴、目などの粘膜から侵入してインフルエンザに感染するというわけです。
なので、外から帰った後は、入念なうがいはもちろんのこと、手洗いは、洗剤を付けて指の間も丁寧にこすって洗い流すようにしましょう。
自分が感染源にならないようにマスクを着用することです。
飛沫感染して、他の方へうつらないように、自分で防止するという心がけが大切です。
家族や会社の同僚など、自分が普段一緒に過ごしている周りの方がインフルエンザに感染している場合は、自分も感染してしまっている可能性が考えられます。なので、予防のためだけではなく、自分が感染源にならないためにもマスクを着用しましょう。
インフルエンザの感染経路を断つということが一番重要です。
外出する際はマスクを着用し、食事の前にはアルコール消毒による手洗いと、うがいを徹底しましょう。
ウイルスに対する免疫力を高めるような生活習慣を作りましょう。 そのためには、1.ストレスをためないこと、2.十分な睡眠、3.バランスの良い食事を摂ることも大切ですよ。
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まとめ
インフルエンザの潜伏期間は、1日~3日ぐらいだということ。
そして、潜伏期間中に自覚症状がないとしても、他人にうつしてしまう感染能力があるということに注意が必要です。
インフルエンザを予防することもとても大事ですが、それと同時に自分が感染源にならないようにすることも重要ですね。