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竹田城跡は、その雲海や桜の素晴らしさから日本のマチュピチュとか天空の城などとも呼ばれ、一気に人気の観光スポットになりましたね。
そんな竹田城跡に車(マイカー)で行って、雲海や桜を見たいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、観光保全のため閉山してる時期もあるので、山開きがいつからなのか分かりませんよね。
そこで、竹田城跡の山開きや雲海と桜の見頃、アクセスや駐車場などについて紹介します。
竹田城跡の山開きはいつからいつまで?
竹田城跡は、虎臥城(とらふすじょう)とも地元では呼ばれています。
また、2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」や、亡くなった高倉健さん主演の映画「あなたへ」のロケ地にもなったため、観光客が激増したそうです。
そこで兵庫県朝来市では、城跡保全のために冬の期間を閉鎖していました。
そんな竹田城跡の山開きは、2015年3月20日から開始されました。
今年、2016年の山開きは3月3日(木)からで、大雪のため予定していた1日(火)から延期になりました。
そして、観覧期間は12月31日までの予定です。

午前8時~午後6時(最終登城:午後5時30分まで)
夏・サマーシーズン(6月1日~8月31日まで)
午前6時~午後6時(最終登城:午後5時30分まで)
秋・雲海シーズン(9月1日~11月30日まで)
午前4時~午後5時(最終登城:午後4時30分まで)
冬・ウィンターシーズン(12月1日~翌年1月3日まで)
午前10時~午後2時(最終登城:午後1時まで)

なお、城跡内の見学時間は、約30分~60分ぐらいかかりますよ。
竹田城跡の観覧料金はいくら?
私が以前に竹田城跡に行った時は、料金は300円で、時間帯も少し変更になりました。
竹田城跡の観覧料金
中学生以下:無料
20人以上の団体の場合は、大人(高校生以上):450円となります。
なお、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている障害者の方は、介助者の方を含めて観覧料金は無料になりますよ。
その場合、各種手帳を料金所で提示するようにしてくださいね。

ただし、閉山期間中(1月4日~2月29日)は利用できません。
何度も竹田城跡に行きたい方には年間パスポートを持ってるとお得かも知れませんね。
でも、その交付までには約1ヶ月間もかかるので、ちょっと面倒くさいです。
竹田城跡の雲海が見える時期と桜の見頃は?
竹田城跡から見る雲海の素晴らしさは、もう本当に感動しますよ。

ただし、運が良かったらウィンターシーズンの12月中でも、たまに見れますよ。
雲海の時間帯は、明け方から午前8時頃までがベスト。
竹田城跡の雲海が見える条件




私が行った時は、10月末のよく晴れた朝方の5時頃でしたが、寒かったけど風がほとんどなかったため、一面に広がる見事な雲海が見れました。
天空の城 竹田城跡の雲海の様子

そして、桜の花が満開になる4月の中旬頃までが見頃ですよ。
ただし、桜が開花するのは気温の変化によるので、気温が高ければ、満開になるのも少し早いかも知れませんね。
竹田城跡 桜の見頃の様子
竹田城跡へのアクセスと駐車場は?
竹田城跡へ車(マイカー)で行く場合、中腹にある駐車場には乗り入れ出来ません。
なので、JR竹田駅周辺にある駐車場に停めて、そこからは徒歩か天空バス、タクシーで行くことになります。
また、シルバーウィークの時期には、雲海の観賞に便利な「雲海バス」も出ていますよ。
その駐車場があるのは下記の場所です。





竹田城跡の登山道の中腹にある第2駐車場には、天空バスや雲海バス、タクシー、市内の旅館送迎用バスなどは進入出来ます。

今なら竹田城跡の山開きに合わせて、JR特急「はまかぜ」が大阪駅~鳥取駅の間で、竹田駅に臨時停車してくれるそうですよ。
ちなみに、竹田城跡の向かい側にある立雲峡も雲海の眺望スポットですが、こちらは通行規制はありません。
まとめ
竹田城跡から見える雲海は本当に一見の価値があると思います。
私はいつも、何で竹田城跡は世界遺産に登録されないんだろうと思っているぐらいで、その景色には圧倒されますよ。
もっとも、あまりにも急激に観光スポットになったために人が多く殺到し、城壁の傷みや心ない観光客などによる自然破壊が進むのは悲しいですね。