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寒い季節になると、あまり外に出たくはありませんよね。
でも、ジョギングやランニング、ウォーキングなどが趣味の方には、寒さなど関係ないって感じです。
先日も、私が散歩してたら、両手と両足に重りを付けてウォーキングされている人を見かけました、
もう、あそこまで行くと趣味の域を超えているというか、自分自身に挑戦している感じがして「凄いな」って感心してしまいました。
しかし、寒い季節に運動する場合は、しっかりストレッチや準備運動をしてからやらないと、アキレス腱を断裂したり痛めたりします。
自分はまだ若いからそんなのやらなくても大丈夫って思っている方は要注意ですよ。
そこで今回は、アキレス腱の断裂の原因と、アキレス腱の断裂で手術した私の旦那さんの体験談についてご紹介します。
アキレス腱の断裂の原因はスポーツだけじゃないって本当?
サッカー選手や陸上の選手などは、アキレス腱を痛めるケガが多いですよね。
そのため、スポーツ選手でないとアキレス腱の断裂などは起きないと思っていませんか?

また、その原因もスポーツ選手たちとは、だいぶ違います。
スポーツ選手などの場合は、筋肉疲労や運動のし過ぎが主な原因となって起こります。
しかし、普段は運動も何もしていない人のアキレス腱の断裂の原因は、アキレス腱自体の老化が多いとお医者さんが言っていました。
なぜなら、コラーゲンでできているアキレス腱は、年齢とともに柔軟性が衰え、段々と固くなってくるそうです。
そのため、急激な負荷がかかったりすると、柔軟性がないため断裂してしまうのです。
ちなみに、中高年になると、自然と基礎代謝力が衰え、エネルギーの燃焼力も弱まってきます。
そこに運動不足や暴飲暴食などが加わることで、メタボ体型や生活習慣病になる方が多くなりますよね。

そうなると、まだまだ自分はいけると思って、頑張り過ぎてしまう人が多いもので、私の旦那さんもそうでした。
また、そんな人に限って運動前のストレッチとか準備運動を疎かにしがちです。
そして急激な負荷がアキレス腱にかかって起こるのが、今まで経験したことのないアキレス腱の断裂です。

例えば、急に椅子から立ち上がったり、足を急に曲げてしゃがんだりした時に、ピリッとするような痛みがあるそうです。
そんな自覚症状がある場合は、アキレス腱が部分的に小さく断裂している状態のおそれがありますから、直ぐに病院で診察を受けることをおすすめします。
アキレス腱の断裂で手術した私の旦那さんの体験談
アキレス腱が断裂する瞬間は、後ろから野球のボールか硬い石などが足首に当たったような感覚だそうです。

「あれ?」って思っている内に、急に激痛が走って、立ち上がれなくなります。
私の旦那さんもご多分に漏れず、中高年になって急に準備運動もしないで息子と50m競争をやって、アキレス腱を断裂しました。
そして、救急車で病院に担ぎ込まれ、手術してアキレス腱がつながって歩けるようになるまでに、約3か月ぐらいかかりました。
ただし、最初の1か月間ぐらいは病院の相部屋で入院して、トイレに行くのも一人で行けないので、ナースコールで呼んで尿瓶でした。
私もほぼ毎日看病のために通院してましたから、旦那さんもトイレは私が来るまでできるだけ我慢してたそうです。
だって、若い看護婦さんに尿瓶でトイレするのは「超恥ずかしい・・・」ですって。
アホか!ですよね。
それから退院する時には、ギブスを付けて松葉杖を付いた状態ですから、会社へ電車やバスで通勤することもできません。
そのため、毎日、朝と夕方になると私が車で会社まで送り迎えをしていました。
旦那さんの仕事は、たまたまデスクワークだったから良かったものの、そうでなかったら休職になるところでした。
自宅では、ギブスが取れた時期になって松葉杖でリハビリをするようになりました。
そのリハビリも、切れた方の足先を床に付けると結構痛いと言っていました。

私の旦那さんのように、健康のために運動をしたつもりが、老化が原因でアキレス腱が断裂したりしたのでは、元も子もありません。
そのため、運動する場合などは、ストレッチや準備運動でアキレス腱を十分に伸ばすなどしてくださいね。