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愛犬家の方にとって、犬の体に付いた汚れやダニなどを洗い流すためにも毎日お風呂に入れたり、シャワーでキレイにしてあげたいですよね。
でも、お風呂嫌いな犬には迷惑な話のようで、入浴させようとすると暴れて大人しく湯船に入ってくれません。
そこで、お風呂嫌い犬の入浴方法や暴れる原因、湯船の温度などについて紹介します。
犬のお風呂嫌いを治す入浴方法とは?
犬というのは、耳にお湯や水が入るのを極端に嫌がります。
また、耳にお湯や水が入った場合、外耳炎になる恐れがあるので、出来れば両耳に柔らかい綿などを詰めてから入浴させます。その際、シャワーのお湯が体に必要以上に飛び散らないようにしながら、全体的にではなく、部分的にゆっくり濡らしながら洗うのがコツです。
暴れる場合には、なだめながら手早く洗ってあげることも大切です。
さらに、シャンプーなどの洗剤分が体に残っていると皮膚病になったりするので、十分にお湯でゆすいであげてください。
その時も、お風呂のお湯を桶で一気にかけたりしないで、シャワーを使ってマッサージする感じで丁寧にゆっくりと泡を落とします。
洗い終わった後は、直ぐに乾いたタオルで犬の体に付いた水分を拭き取るようにしてくださいね。
最後にドライヤーで丁寧に乾かして、それから外に出す感じにすると、徐々にお風呂嫌いだった犬も大人しく入浴してくれるようになりますよ。
犬がお風呂で暴れる原因は?
お風呂に入れると暴れる犬は全体的に多いそうですね。
その理由は、犬本来が持っている水恐怖症もありますが、一番最初に入浴させた時の恐怖感が大きな原因です。もしかして、最初に犬をお風呂に入れた時に、湯船のお湯を桶で汲んで頭からザバ~ってかけませんでしたか?
こんな事をすると、犬にとってお風呂は怖いものだと頭にインプットされ、嫌がって暴れる原因となるのです。
もちろん、一番嫌がる耳の中にも水が入ってきちゃいますからね。
この暴れる原因を克服させるためには、「お風呂は怖くない」と思わせるのが大切なポイントです。
そのためには、上記の犬のお風呂嫌いを治す入浴方法を参考にして、お風呂で体を洗うのは気持ちが良くて、怖くはないと認識させるようにしてあげましょう。
ただし、今までお風呂が嫌いだった犬が、直ぐにお風呂好きになるというのは少ないと思います。
なので、気長に日数をかけて恐怖心を薄めてあげる感じでやると良いですよ。
柴犬(小春)・初めてのお風呂
犬をお風呂に入れる湯船の温度は?
犬をお風呂の湯船に入れたり洗ったりする時の温度は、ぬるま湯(37℃~38℃ぐらい)が一番適しています。私も最初の頃は、人間が入る40℃~41℃ぐらいにしてましたが、その温度だと犬には熱すぎるみたいで、大人しく入ってくれませんでした。
そこで、知り合いの獣医師さんにお風呂の湯船の温度を聞いたところ、冬場でも少しぬるま湯の37℃~38℃ぐらいにしたり良いと教えてもらいました。
ただし、ぬるま湯だからと安心して長く湯船の中に入れておくと、人間と同じように脱水症状になるので注意が必要です。ちなみに、シャワーで犬の体を洗う場合も、お湯の温度は同じで良いですよ。
お風呂に入れないで犬をきれいにする方法とは?
どうやってもお風呂嫌いで、絶対にお風呂に入ってくれない犬もいますよね。
そんな場合は、とっておきの方法が2つあります。
一つは、ベビーパウダーを使う方法です。
なお、ベビーパウダーの代わりに、重曹を使っても同じ効果がありますよ。
もう一つは、シェービングクリームを使う方法です。
こうすることで、汚れやホコリだけでなく、臭いもきれいに取れます。
ちなみに、これらの方法は、ワンちゃんだけでなく、猫ちゃんにも使えますよ。
まとめ
私の犬はトイプードルですが、やはり最初の頃はお風呂を嫌がって暴れていました。
でも、今では私と一緒にお風呂に入ってくれますし、シャワーでシャンプーして体を洗っても嫌がったりしないようになりました。
と言っても、そうなるまでに約2ヶ月間ぐらいかかりましたけどね。
今では湯船の中で、気持ち良さそうに目を細めたりしています。