気象と気候の違いや天気と天候の違いについて知りたい!

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一日の内にニュースや新聞、スマホやインターネットなどで、必ずといってみなさんが目を通すものと言えば、天気予報だと思います。

今日が晴れなのか雨なのか、暑いのか寒いのか、それが分かれば情報とすれば十分です。

ですが、中には気象と気候の違いや、天気と天候の違いについて知りたいという好奇心旺盛な方もいらっしゃるかと思いますので、違いについて分かりやすくまとめていきたいと思います。

ちょっとした豆知識になると思いますので、参考にしてみてくださいね。

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気象と気候の違いとは?

 

気象と気候の違いですが、まずはそれぞれの言葉の意味を確認しておく必要があります。

最初に気象ですが、一言で説明をすると、気温や気圧の変化などの大気の状態のことを言います。

また、結果として、あらわれる雨や雪などの現象のことも含まれています。

 

次に気候ですが、地域の特徴を示す大気の状態のことを言い、具体的には天気や気温、降水量や風などの傾向を指す言葉です。

この説明だけで違いを理解される人は素晴らしいと思いますが、正直これだけの説明では分かりにくいという方がほとんどではないかと思いますので、もうすこし分かりやすく説明をしていきます。

 気象は大気の状態を単純に表す言葉ですので、場所を特定しているわけではありません。

例えば今日本で雨が降っている現象も気象ですし、今アメリカのたとえばサンフランシスコで雨が降っているという現象の気象になります。

 対して気候は、地域の特徴を示すものですので、たとえば日本であれば梅雨の時期には雨が降りやすいというのは気候ですし、エジプトはあまり雨が降らず暑い日が続くというのも気候です。

 違いについて、少しはイメージも持ってもらえたかと思いますが、要するに気象は単純に状態を示すもので、気候はその土地の気象の特徴を示すものというのが、大きな違いになります。

なんだか小学校や中学校の授業のようになってしまいましたが、同じような言葉でも、違う意味を持っていますので、正しい意味を理解して、正しい言葉を選んで、日常生活でも使用してもらえればと思っています。

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天気と天候の違いとは?

 

天気と天候の違いですが、まずはそれぞれの言葉の意味を確認していきたいと思います。

最初に天気ですが、特定の場所における、ある時刻、または一定期間の地表に影響をもたらす大気の状態のことを言います。

次に天候ですが、数日から2、3ヶ月ぐらいの期間についての大気の状態のことを言います。

ですから違いについては、この時点で察しがついたという人も多いと思いますが、時間や日数によって表現の仕方が変わってくるのです。

 今晴れている、今雨が降っている、今風が吹いているという、ある日時の気象状態を表すものが天気になります。

そして、これから一週間ぐらいは晴れた日が続くようである、これから1か月ぐらいは熱い日が続くようである、これから1か月ぐらいは寒い日が続くようである、というのが天候になります。

気象庁によると、天気は数時間から数日間、天候は5日から1か月程度の平均的な天気の状態としているようです。

また、中にはそれならば週間天気予報は向こう1週間のものであるため、週間天候予報ではないかと突っ込みたくなる人もいるかと思います。

ですが、週間予報はあくまで一日ずつの予報ですので、天気という表現で正しいので安心をしてください。

似たような言葉で些細な違いですが、きっと知らなかったという人のほうが多いかと思いますので、しっかりと理解して、覚えておいてもらえればと思います。

天気関係のうんちくや豆知識はまだまだあり、調べてみると意外に面白いものだと思いますので、興味のあるかたはご自身でも調べてみてもらえればと思っています。

 

まとめ

気象と気候の違いは、単純に現象を表しているのか、その土地の気象の特徴を表すのかで表現が異なりますので、正しく理解をしてもらえればと思います。

また、天気と天候の違いはもっと簡単で、数時間から数時間の大気の状態を表す言葉が天気になります。

また、天候は5日ぐらいから1か月程度の平均的な天気の状態を指す言葉になりますので、違いについて正しく覚えておいてもらえればと思います。

雑学かもしれませんが、知っておいて損はないことではないでしょうか。

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