赤ちゃんが不整脈を起こす原因と症状とは?治療は必要ないの?

妊娠して、お腹の中で元気に育っている赤ちゃん。

もうすぐ新しい命が誕生すると思うと、ワクワクしますよね。

でも、お腹の中の赤ちゃんが、エコー検査で不整脈だと診断されたことはありませんか?

赤ちゃんが不整脈だと言われると、いきなり不安になる方も多いと思います。

そこで今回は、赤ちゃんが不整脈を起こす原因や症状とは何なのか、赤ちゃんの不整脈は治療が必要ないのかなど、ここでしっかりと確認しておきましょう。

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赤ちゃんが不整脈を起こす原因とは?

赤ちゃん 不整脈 原因

 

お腹の中の赤ちゃんが不整脈だなんて言われると、無事に出産することができるのか、また、赤ちゃんに何か障害が出たりしないのか、などすごく不安になりますよね。

結果から言うと、お腹の中の赤ちゃんの不整脈はよくあることで、一過性のものであることがほとんどです

  お腹の中にいる時は、赤ちゃんの内臓も未完成ですし、成長段階の中で自然と不整脈が見られることもあると言われています。

なので、出産後に不整脈が改善されれば特に問題はないですし、あまり深刻に考えすぎない方がいいです

反対に、そういった不安やストレスは胎児に良い影響を与えませんので、冷静に状況を把握していきましょう。

 

その他の赤ちゃんの不整脈の原因は?

  へその緒が圧迫されているせいでなる場合もあります。

赤ちゃんがへその緒を握ってしまうだけでも、不整脈になると言われています。

  妊婦の喫煙や流産、早産を防ぐための子宮の収縮を抑える薬の副作用から起こっていることも考えられます。

  中には、先天性の障害や心疾患からきている可能性もあります。
  赤ちゃんが不整脈を起こす原因は一過性のものがほとんどですが、このように色々な要因によって起こる場合も考えられます。

なので、定期健診や腹部エコーなどの検査を受け、お医者さんの指示にしたがって、経過を観察していきましょう。

 

赤ちゃんの不整脈の症状とは?

お腹の赤ちゃんの不整脈の症状はどのようなものが挙げられるかというと、

心音低下や乱れが一番多いです。

いつもだと毎分150~180ぐらいある心音が、急に半分以下になったり、心音が乱れたりします。

トットットットッ…と連続して脈打っているのが、トクンッ、トクンッとゆっくりになったりすることもあるでしょう。

かと思えば、トットットットッ…とまた速くなったりといった症状が出たりします。

  このように、不整脈には脈が速くなるもの(頻脈性不整脈)と、遅くなるもの(徐脈性不整脈)があります。

でも、このような赤ちゃんの不整脈の症状はよくあることなんですよ

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赤ちゃんの不整脈は治療が必要ないのか?

お腹の中の赤ちゃんの不整脈は、必ずしも治療が必要なものではありません

先程も紹介しましたが、あまり気にしなくてもいいものがほとんどです

 

ただし、中には重大な病気につながることもあります

  不整脈がひどくなると、心臓からうまく血液を送るころができなくなったりします。

  また、赤ちゃんの胸やお腹に水が溜まる「胸水」や「腹水」という状態を引き起こすこともあるのです。

  さらに悪化すると、体のいろんな箇所に水が溜まる「胎児水腫」という状態になることもまれにあります。

 

  このような症状を引き起こすような深刻な不整脈の場合は、病院での治療が必要です。

この場合、母体を通じた薬物治療で治していきます。

なので、あまりにも不安を感じるようであれば、お医者さんに相談しましょう

  そして、一過性の良性の不整脈なのか、治療が必要な不整脈なのか、お医者さんの判断に従った方が良いですよ。

 

まとめ

お腹の中の赤ちゃんの脈拍が乱れ、しかも、病院で不整脈だなんて診断されたら、誰でも不安な気持ちになります。

でも、お腹の中にいる赤ちゃんの場合、不整脈は珍しいことではありません。

なので、あまりにもナーバスにならなくても大丈夫です。

自分でもあまりにも気になるようであれば、お医者さんに相談することをおすすめします。

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