不眠症の原因は病気かストレスなのか?薬が効かない時や改善方法とは?

同じ会社の30代独身サラリーマンが、最近不眠症で悩んでいるんですよ。

夜、ベッドに入ってから2時間以上寝付けないでいるとか。

病院で薬も処方してもらって飲んでるようですが、ほとんど効かないそうです。

私はどんな時間や状況でも眠れるのですが、眠れないというのは本当に辛いですよね。

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不眠症の原因は病気かストレスなのか?

そもそも、不眠症の原因って一体何なんでしょう?

  不眠症の原因には色々な要因があり、病気やストレスなどの両方が考えられます。

心理的な要因

仕事での問題、対人関係のトラブル、家族や親友の死など、ストレスが原因で起こる不眠です。

身体的な要因

病気が原因で起こる不眠です。

例えば、外傷や関節リウマチなどの痛みが辛い疾患や湿疹や蕁麻疹などの痒みがある疾患。

また、喘息や花粉症なども眠れない原因のひとつです。

でも、身体的原因の場合は、病気さえ治療すれば、不眠は改善されます。

精神医学的な要因

いわゆる、不安と抑うつと呼ばれるものです。

慢性的な不眠症の原因のほとんどが、うつ病などの精神的な疾患を持っていると言われていますね。

落ち込んだり、気分がすぐれず憂鬱な日々が続く時は、心療内科のある医師に相談した方がいいでしょう。

薬学的な要因

アルコールやカフェイン、ニコチン、そして、ある薬が原因で不眠症になることもあります。

その薬とは、抗がん剤や自律神経、中枢神経などに効く薬です。

カフェインがたくさん含まれている飲み物にも注意が必要ですよ。

 

【不眠にもう悩まされない】ワンポイント ツボ講座

 

不眠症で薬が効かない場合はどうする?

  会社の男性は、最初から病院で処方された薬(睡眠導入剤)が効かないということですから、この場合はその薬が不眠の症状に合っていなかった可能性も考えられます。

 

  睡眠薬や睡眠導入剤などにもいくつか種類があります。

不眠症で薬を飲み始めると、始めはよく効いていたが、使い始めた頃よりも効かなくなってきたという話を他の方からも聞いたことがあります。

その理由は、薬に身体が慣れてしまったということです。

なので、1回当たりに飲む量を増やし、それではまた効かなくなり、どんどん増やすしかなくなるので悪循環です。

これでは、一生薬を飲み続けないといけなくなってしまいます。

 

医師の処方によって、眠れない時に一時的に薬を飲む以外は、あまり頼りすぎるのは体に良いとは言えません。

つまり、薬を飲むのは一時しのぎに過ぎないということです。

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なので、不眠の根本的な原因を解決して行くことが大切です。

ストレスや心配事があるなら、それを取り除く方法や発散する方法を考えて行くことが一番重要です。

例えば、毎日少しづつでも体を動かしたり、ストレッチや有酸素運動などすると心身ともすっきりして、ストレス解消になります。

  また、精神的な疲れが肉体的な程よい疲れにも変化するので、毎日続ける内に自然と眠りにもつながって行きますよ。

 

不眠症の改善方法とは?

不眠症を改善する方法としては、まず何が原因で不眠症になっているのかを知ることです。

病気なのかストレスなのか、そこに当てはまる原因を改善していくように心がけましょう。

 

また、不眠症の改善方法としては、毎日の規則正しい生活リズムも重要です。

そんなことを言われても、仕事で忙しく、毎日残業続きで中々そうにもいかない、なんて思われるかもしれません。

しかし、できる限りで構いませんので、以下のことを心がけてみてください。

・朝は決まった時刻に起床し、食事はきちんと1日3食摂る。

・日中はせめて30分程度は明るい光を浴び、できるだけ人とも接する。

・夕方や夕食後のうたたねや居眠りは避け、30分程度の軽い運動をする。

・夕食は就床3時間前には済ませ、それ以降は、お茶やコーヒーは飲まない。

・就床前の飲酒、喫煙は避ける。

・就床前の激しい運動、熱いお風呂は避け、就床1時間前はリラックスして過ごす。

・無理に眠ろうと意気込まず、不安などあれこれ頭で考えないようにする。

このようなことを少しづつでも続けることが、不眠症の改善や解消につながりますよ。

 

まとめ

不眠症を改善するには、その原因が何なのか知ることが大切です。

眠れないからと言って、一時的に薬を飲むのはいいかもしれませんが、ずっと薬に頼ることはおすすめできません。

病気やストレスで眠れないのだとしたら、その根本的な原因を医師と一緒に考えながら、自分が今できる不眠症を改善するための方法を少しづつでも続けていきましょう。

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